かわせみの生活 ブログ / 和の暮らし 一期一会

伝統的な和のアイテム、文房四宝、四季折々の自然。忘れかけた古きよき日本の姿を、かわせみの視点でご紹介。
和文化の中で愉しむ密かな一期一会は、かわせみの創作の原点です。

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2015.03.16 Monday

細見美術館 琳派のきらめき/琳派400年記念

現在、京都高島屋にて開催中の「細見美術館 琳派のきらめき」。
早速いってまいりました。

今年は「琳派400年YEAR」。
とりわけ京都では、各所で琳派がテーマのイベントが目白押し。
盛り上がりを見せています。

琳派コレクションで名高い細見美術館の所蔵品が、
ずらりと並ぶこの展覧会。

琳派の始祖 本阿弥光悦、俵屋宗達に始まり、
尾形光琳、酒井抱一から神坂雪佳まで、
時代の流れと画風の違いをつぶさに鑑賞できます。

普段、細見美術館でもあまり展示されない希少な逸品も惜しげなく。

表装の美しさも圧巻です。

ぜひお運びくださいませ。




京都展のあと、大阪・横浜・日本橋の高島屋へと巡回します。

大阪展はチケット入手可能です。
近々かわせみと会う機会のある方は、進呈しますのでおっしゃってください。


【琳派400年記念 〜細見美術館 琳派のきらめき〜】

 ・大阪高島屋/4月1日(水)〜12日(日)

 ・横浜高島屋/4月15日(水)〜27日(月)

 ・日本橋高島屋/4月29日(水・祝)〜5月11日(月)







●かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!●
  【講座一覧】 
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2014.04.12 Saturday

ふたり展 展示風景 Vol.3

京焼・伊藤南山&書・川瀬みゆき「ふたり展」 (3月22日〜30日/於 紅椿それいゆ)、
展示風景の3回目です。

ギャラリーの奥はウッドウォールの趣ある空間。
伊藤南山先生は、こちらの展示室に多数の作品をご披露されました。

私の作品は、「書のギフトBOX」を7点、
そして、第2のメイン作品「華」を展示させていただきました。




“プレゼントとしての書”をかたちにした「書のギフトBOX」。
手前の「凛」は先月、大阪日日新聞でご紹介いただいた作品です。

大判の「貼箱」を額に見立て、書をおさめて壁面にディスプレー。
フタを閉めれば「書のギフトBOX」に。

大切な方へ、もしくは自分のために、「書を贈り、書を飾る」。
そんなテーマでつくり上げました。
オール新作です。

かわせみ仕様のオリジナルBOXを手づくりしてくださったのは、村上紙器工業所さん。
ブラックのクールな「貼箱」は一見シンプルですが、
細部にまで手を尽くした完成度の高い仕上りで、耐久性もあります。


☆「書のギフトBOX」の詳細はこちら >>>




「心如水」(こころみずのごとし)




書とともにディスプレーされた伊藤南山先生の器たち。
色鮮やかでモチーフも愛らしく、見ているだけで心浮き立つ作品です。

ちなみに、南山先生のいちばんお好きな色はピンクだとか。

カラフルな京焼とモノトーンの書。
際立つコントラストが意外にもしっくり溶け合い、
空間の中でお互いを引き立てていました。




器は茶道茶碗をはじめ、日常使いのお茶碗やコップ、お皿、小物入れなど多種多様。

最奥に見える書が「華」です。




ウッドウォールにガラスのランプシェード。
趣のある温かな展示室は、紅椿それいゆご自慢の空間です。

ランプシェードは、北海道在住のガラス作家、高臣大介さんの作品。
ギャラリーのインテリアとして、常設されています。

手前の書は、篆書の「日新」(ひにあらた)。




すべて違うデザインのランプシェードです。

その奥の書は「宙」(ちゅう)。
私のお気に入りの作品。




草書の「無」。

シルバーのメタリックの墨液で揮毫しました。




行書の「侘寂」(わびさび)。

青墨を使用。
一気に書き上げた二文字を、連綿の途中で紙を真っ二つに切り、
ディスプレーに変化をつけました。




空間全景。
自然木のテーブルや棚板も、展示の雰囲気づくりに欠かせないアイテムです。




ギャラリーのシンボル、紅椿。

展示初日にはまだ硬い蕾でしたが、最終日には真紅の大輪に。
まるで「ふたり展」の盛会を祝してくれているようでした。

9日間の会期中、人の足が途切れることなく、
たくさんのお客様にお運びいただきました。

改めまして、お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

多くの方々に支えられていることを忘れず、
これからも精進・鍛錬してまいります。

今後ともかわせみをご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。







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2014.04.05 Saturday

ふたり展 展示風景 Vol.2/書&辻が花

京焼・伊藤南山&書・川瀬みゆき「ふたり展」 (3月22日〜30日/於 紅椿それいゆ)、
展示風景の2回目です。

メイン展示「書&辻が花」のコラボレーション作品をご紹介します。




「一盃千萬春」(いっぱいせんばんしゅん)

“一盃(お酒)で限りない春の気分”という意味。
中唐時代の文学者、権徳輿(けんとくよ)の詩句です。
草書体で書き上げました。

会期中、日本酒の会、茶懐石の会といったイベントも行われ、
それにちなんで作品のテーマを「春のほろ酔い」としました。

スポットライトにより、写真では作品本来の色調が出ておりませんが、
書は青墨を使ってます。
表装の布は、少し紫味のある大人びたピンク色です。




絞りのモチーフは「瓢箪徳利」(ひょうたんとっくり)。
早春を思わせる初々しい若草色です。

無病(六瓢)息災のお守りとされる「六瓢箪」の意味も込め、
6つの瓢箪をあしらいました。

陶器の軸先もピンクとグリーンのツートンカラーです。

ほろ酔いで上機嫌、頬がふんわりと紅潮したような春の情景をイメージしました。


☆布地(絞り染め)の詳細はこちら >>>

☆辻が花染め工房「絵絞庵」 >>>




伊藤南山先生の色鮮やかな水差し、お茶碗と共に展示させていただきました。

京焼と書、そして辻が花の絞り染め、
異文化のコラボレーション、色彩の競演です。


次回のブログでは、ウッドウォールの空間展示をご紹介します。







鮮やかな色彩と、巧みな「交趾」(こうち)の技法による文様が素晴らしい、
伊藤南山先生の茶道具たち。



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2014.04.03 Thursday

ふたり展 展示風景 Vol.1

京焼・伊藤南山&書・川瀬みゆき「ふたり展」 (3月22日〜30日)、無事に終わりました。

会場は、京都・千本三条下ルのギャラリー「紅椿それいゆ」。
9日間で約160人のお客様にお越しいただきました。

お運びくださった皆様、この場を借りてお礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

作品の内容と会場風景をご紹介いたします。




DMの題字「ふたり展」の原書をエントランスに展示。

紅椿それいゆは、エントランスを入るとホワイトキューブのクールな空間、
その奥が、ウッドウォールの趣ある空間となっています。




「春夏秋冬」

草書です。
アクリル額でモダンに。




こちらは春夏秋冬をイメージした一文字書。
「萌」「彩」「燃」「星」、4点の連作です。

額のカラーも四季をイメージしました。




この壁面は、茶道にちなんだ作品たち。

篆書の「人盡楽」(ひとことごとくたのしむ)、
その奥が、草書の「和敬清寂」(わけいせいじゃく)です。




色とりどりの丸額に展示。
背景となる布のカラーは、文字の雰囲気に合わせてセレクトしました。




コーナーのディスプレイ棚には、今年の干支「馬」の作品を。

赤系のメタリックの墨液で揮毫しました。
背景は淡いピンク。

手前左にある桜のお皿は、伊藤南山先生の作品。
器と書、春色のコーディネートです。


次回のブログでは、ふたり展のメイン展示「書&辻が花」のコラボ作品をご紹介します。







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2013.09.15 Sunday

かわせみの学校 てん刻展 「森羅万象 〜はんこの風景〜」/終了報告

かわせみの学校 てん刻展「森羅万象 〜はんこの風景〜」。
9月14日(土)、無事に閉会いたしました。

会場の平岡珈琲店には、予想をはるかに上回るたくさんのお客さまにお越しいただき、
芳名帳は2冊に及びました。

一同、感無量でございます。

お運びくださった皆さま、誠にありがとうございました。
この場を借りて、お礼申し上げます。

会期中、なにかと慌しく会場の様子をご紹介できませんでした。
展示は終わりましたが、作品の一部をお披露目します。




今回は私を含めて12名が参加。
作品は32点でした。




額装は一人ひとりのセンスによるもの。
すべて違うデザインです。

バリエーションに富んだ額を観るのも楽しい!

そんなご感想も頂戴しました。




かわせみの作品「森羅万象」。
展覧会のタイトルに採用した作品です。

真ん中の赤丸は「太陽」をあらわし、
右上から時計まわりに「森羅万象」の甲骨文字を刻んでいます。
珍しい変型石に、黒の印泥を使用。

“太陽をめぐる万物すべてのもの”

これが作品のテーマです。

今回の展示は生き物や植物など、
文字以外のモチーフもたくさん登場したので、
展覧会のトータルイメージを「森羅万象」の言葉に重ね合わせました。




こちらは私の雅号印「碧水」。
5センチ角の石に、余白を大胆に生かした力強い白文です。




私は書道メインの作品も出品させていただきました。
草書で「行雲流水」。
丸い印も同字です。

背景に使った若草色の布は、辻が花染め工房「絵絞庵」さんのハンケチ。
葵の柄の絞りが入っています。

文字のイメージから、全体を爽やかな雰囲気に仕上げました。

額装は、堺・諏訪森の「栄造」さんにてオーダー。
生徒さんの作品も含め、今回の展覧会では栄造さんに大変お世話になりました。

人さまに観ていただくために、作品をつくる、飾るという制作は、
重責を感じながらも、とても充実した時間でした。

たくさんのお客さまがご来場されたことにより、
篆刻に興味を持つ方の多さを実感するとともに、
頂いたお言葉の一つひとつを大切に、有り難く受けとめました。

やり遂げた達成感と積み上げた経験を励みに、
一同、また新たな作品づくりに取り組んでまいります。

これからも、「かわせみの学校」をどうぞご贔屓に。

ありがとうございました。







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2013.08.27 Tuesday

かわせみの学校 てん刻展 「森羅万象 〜はんこの風景〜」/開催スタート!

かわせみの学校 てん刻展「森羅万象 〜はんこの風景〜」。
8月26日(月)よりスタートしてます!

古代の文字から季節のモチーフまで、
12名の個性を石に刻んだバラエティーあふれるてん刻展です。


【会期】 2013年8月26日(月)〜9月14日(土)

【会場】 平岡珈琲店 

 大阪市中央区瓦町3ー6ー11/TEL 06ー6231ー6020
 [月〜金] 7:30〜17:00/[土] 7:30〜13:00/日・祝定休
 
 ※地下鉄御堂筋線「本町駅」1番出口から北へ徒歩3分 地図>>>


【主催】 かわせみの学校 川瀬みゆき(号:碧水)

【出品者】 (あいうえお順)

 上田昌利、遠藤悦代、川口幸恵、川瀬みゆき、川中由美子、小濱田薫
 竹本理恵、中田眞城子、中田美香、早川由利子、古田玄舟、山田友紀




展覧会のタイトルに採用した「森羅万象」の作品。
かわせみ作です。

ゴツゴツとした変型の石に、甲骨文字を刻みました。
印泥は「黒」を使用。




こんな作品たちを展示してます(写真は設置前)。

額のデザインも一つひとつ異なります。




作品の設営にご協力いただいた平岡珈琲店のマスター、小川さん。

展示のレイアウトにずいぶん悩みましたが、
マスターと一緒に4時間かけて根気よく設置した甲斐があり、
最後には、納得のいくディスプレーとなりました。

長時間お手伝いいただいて、本当にありがとうございました。




ゆっくりと珈琲をのみながら、
さまざまな「はんこの風景」をお楽しみください。

皆さまのお越しをお待ちしております。


 
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2013.05.04 Saturday

志村ふくみ・志村洋子 作品展 「しむらの色 KYOTO」

人間国宝の染織家、志村ふくみさんと、長女の志村洋子さんの作品展が、
京都・岡崎にある細見美術館で5月6日まで開催されています。

私は先月、かわせみ書道サロンの帰りに前期展示を、
そして昨日、後期展示も鑑賞させていただきました。




植物染料にこだわった自然由来の糸を使い、
独自の芸術的な織物を長年にわたって制作されているお二人。
今回の展示は紬の着物が中心です。

夜の湖、秋霞、野原、水面、雪景色……。
さまざな情景を織り上げた作品は、
えもいわれぬ幽玄なグラデーションを呈し、
吸い込まれるほどの奥深さを感じます。

染料の素材は、藍、紅花、梔子、刈安、臭木、玉葱など。
自然界から取り出した色は、こんなにも美しいものかと、心奪われました。

今は嵯峨野のほうに工房を構えておられますが、
先月、芸術体験を通して学ぶ場「Ars Shimura(アルス シムラ)」を設立。
さらに本日(5月4日)、「色の世界をもっと身近に感じてほしい」との思いから、
ギャラリーもオープンされました。

場所はいずれも京都の芸術エリア、岡崎の地です。




「GALLERY FUKUMI SHIMURA」

細見美術館からもほど近い、神宮道沿いにあります。
お洒落なブティックのような佇まい。
着物だけでなく、スカーフや袱紗など、小物類の販売も。

そして昨日、ギャラリーのオープンを祝したレセプションが、
細見美術館にある「CAFE CUBE」にて行われ、私もご招待いただきました。

ふくみ先生89歳、今なお第一線でお仕事され、
かくしゃくとしたお話ぶりに凛とした立ち姿、
それでいて上品な、実にお優しい佇まいを醸しておられます。
あの美しくも力強い色彩は、お人柄からにじみ出るものなのでしょう。

各界からの熱烈なファンが多いのもうなずけます。
レセプションでは、ふくみ先生の着物をお召しになったご婦人も多数おられました。




レセプションの前にはふくみ先生・洋子先生のご講演を拝聴したり、
プレオープンのギャラリーを見学したり、細見美術館での展示を鑑賞したり、
「しむらの色ワールド」をたっぷり堪能させていただきました。

何よりも、人間国宝の方と初めてお話できたのが一生の思い出。

私は足元にも及びませんが、こんな風に歳を重ねられたら素敵だなと、
憧れを抱きつつ、たくさんの刺激も頂戴しました。

ふくみ先生・洋子先生、お招きくださった細見美術館のスタッフさま、
豊かな時間をご提供いただいて、本当にありがとうございました。







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2013.04.28 Sunday

世界を魅了した「青」 ―浮世絵名品展/芦屋市立美術博物館

「青」といえばかわせみ。
私のテーマカラーでもあります。

観る人に鮮烈な印象を与える「青」の魅力を、
浮世絵を通して楽しめる展覧会が今、芦屋市立美術博物館にて開催されています。

日本美術に詳しい知人からチケットを頂戴したので、先日行ってまいりました。




初めて訪れた芦屋市立美術博物館。
アプローチには芝生の石庭があり、いい感じ。

平日だったので、人はまばら。
ひっそりゆっくりと堪能してきました。

鈴木春信・喜多川歌麿の「露草青」、東洲斎写楽の「藍」、
葛飾北斎・歌川広重の「ベルリンブルー」。

時代の流れとともに、青色絵具の素材も変遷し、
浮世絵の有りようも変化していきます。

展示作品を年代順に追っていくと、「青」の色味がどんどん鮮やかになり、
奥深さも加わって、表情が充実してゆくその移り変わりが興味深い。

退色しにくい「ベルリンブルー」が日本に登場してからは、
浮世絵師たちもさかんに取り入れ、数々の傑作が生み出されてきました。




その傑作のひとつ、葛飾北斎「冨獄三十六景 神奈川沖浪裏」。
(ロビーにて撮影)

誰もが一度は目にしたことのあるこの有名な浮世絵も、
精度のよい初期刷り作品が拝見できます。

深い深い海の「青」は、「ベルリンブルー」の効果です。

とりわけ「青」は、芸術性を高める色彩。
浮世絵に「青」が入ると、モダン度が一気に上昇します!

作品点数も予想以上に多く、見応えたっぷりの展示でした。

曲線を生かした空間デザインとやわらかな照明が心地よく、
ゆったりとした時間を過ごすにはおすすめです。

会期が終わりに近付いてますが、ご興味のある方はぜひお運びくださいませ。


◆世界を魅了した「青」―浮世絵名品展

 会期/5月6日まで 10時〜17時
 場所/芦屋市立美術博物館 http://ashiya-museum.jp/

 

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2013.03.08 Friday

美の競演 京都画壇と神坂雪佳/大阪高島屋

3月6日より大阪高島屋でスタートした
「美の競演 京都画壇と神坂雪佳 〜100年の時を超えて〜」。

京都の文化ゾーン・岡崎から「京の美」を発信する
京都市美術館&細見美術館のコレクションが一堂に会する初の展覧会です。

京都市美術館からは、竹内栖鳳や上村松園など京都画壇を代表する名作家たち、
細見美術館からは、琳派の後継者・神坂雪佳の作品がラインナップ!

細見美術館にお世話になっている私も、PR役を仰せつかっていましたので、
初日の朝一番、観覧してまいりました。

技法や構図、色彩の違いなど、両者の作風を比較できるのが興味深く、
京都という同じ舞台でありながらも、作家の個性や活動の背景が異なることで、
雰囲気はこんなにも違うものかと感心しきり。

神坂雪佳の作品には、琳派特有の「たらしこみ」が何気なく生かされていたり、
古典的な画壇とはひと味違う個性が光っていました。

今回は、有名どころの美人画が多数展示されており、
みやびで豪華、会場すべてが「京の美」で埋め尽くされた別世界です。

関東と関西の高島屋、計4会場を巡回しますが、
大阪店だけでしか展示されない上村松園の美人画は必見。

誰が観ても楽しめる、美しい展覧会です。


◆「美の競演 京都画壇と神坂雪佳 京都市美術館・細見美術館コレクションより」展

 開期/3月18日(月)まで 10時〜20時
 場所/大阪高島屋 7階グランドホール

 ※3月10日(日)には、細見良行館長のギャラリートークがあります。


 



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2013.02.21 Thursday

琳派と若冲/細見美術館 (京都市左京区)

京都・細見美術館で開催中の「江戸絵画の至宝 琳派と若冲」展。

本日夕方、MBSの「ちちんぷいぷい」で紹介されていましたが、
今週火曜、ロケ班が訪れた小雪舞う日、
私も書道サロン終了後に観覧させていただきました。

「琳派と若冲」といえば、細見コレクションの代名詞。
今回は開館15周年記念の特別展でもあり、
細見家3代、本領発揮の濃い内容です。

第1展示室は、琳派の源流をなす俵屋宗達の扇面から始まり、
尾形光琳、中村芳中、酒井抱一、鈴木其一など、
琳派を代表するキラ星の作家たちがずらりと並びます。

特に、前期・後期ともにお目にかかれた六曲一双の「四季草花図屏風」は圧巻。
その中にグイッと押された宗達の工房印、「伊年印」もしっかり目に焼き付けました。

艶やかな琳派の作品たちから趣きをかえて、
第2展示室は伊藤若冲の世界。

若冲といえば、「動植綵絵」などに見られる
執拗なまでの濃密な写実画が前に出がちですが、
細見コレクションでは、墨画の希少な逸品が揃っています。

ひと味違った若冲の一面を楽しめますが、
墨画においても彼の画風は、構図と筆遣いがやっぱり大胆、そして緻密。

特に印象的だったのが、「虻に双鶏図」、「里芋図」、「仔犬に箒図」。
斬新な構図に墨色の冴えも際立つ魅力的な作品でした。

桂南光さんが番組でしきり説明されていた、
琳派の「たらしこみ」と若冲の「筋目描き」も目の前に!

日本画マニアの方は、ぜひ双眼鏡を持ってお出ましいただき、
その細部までじっくりと堪能してください。


◆「江戸絵画の至宝 琳派と若冲」展

 開期/3月10日(日)まで 10時〜18時
 場所/細見美術館 http://www.emuseum.or.jp/


 



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