かわせみの生活 ブログ / 和の暮らし 一期一会

伝統的な和のアイテム、文房四宝、四季折々の自然。忘れかけた古きよき日本の姿を、かわせみの視点でご紹介。
和文化の中で愉しむ密かな一期一会は、かわせみの創作の原点です。

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2016.04.28 Thursday

和鏡&書 コラボレーション企画展 展示風景 Vol.1/紅椿それいゆ

京都のギャラリー「紅椿それいゆ」の企画展として、
4月8日〜17日の会期で開催させていただいた【和鏡&書 〜ひかり いのり〜】。

「魔鏡」を制作される日本唯一の和鏡師・山本晃久氏の作品と、
川瀬みゆきの書が出会い、これまでにない合作が生まれました。

展示のメインとなった「錫の書」は、
山本氏の工房を初めてたずねた際、思いがけず完成した意表を突く作品。

今回、制作を進める中で、まさかの出来事が色々とおこりました。

その予期せぬものづくりが楽しくもあり、不安でもありましたが、
私にチャレンジの場を与えてくれた合作たちは、
結果、多くのご観覧の方々に興味を持っていただきました。

展示風景Vol.1では、和鏡&書のコラボレーション作品を中心にご紹介します。





和鏡の原料「錫」で書いた「月」。

錫を高温で溶かし、“るつぼ”から地面に流して書した作品。
月のクレーターを思わせる表面の凸凹、飛び散りやほとばしりは、
あるがままにまかせた自然の造形です。

文字の背景となるパネルは、
西陣織の箔職人・村田絋平氏(伝統工芸士)が手掛けたもの。

私と同じ大津市内に工房を構える村田氏。

打ち合わせのため何度も工房へ足を運び、
色柄、デザインを綿密に相談しながら、
イメージ通りのパネルを作っていただきました。





同じく錫の書「月」。

この背景パネルも村田氏によるもの。
深いグリーンで神秘性を醸しました。





こちらは「光」。

アクリルパネルに錫の書を貼り込み、透明感のある「光」を表現。
壁面に映り込んだ影が、作品に立体感を与えてくれます。





「太陽」をイメージした山本氏の鏡作品。
真鍮製です。

直径35センチ以上もある大ぶりの鏡はインパクト満点。
対面にある作品が映り込むのも、予想外の展開でした。





こちらも山本氏の作品「月の満ち欠け」。

紺碧のパネルに浮かぶダイナミックな鏡のしつらえが印象的です。





展示風景。

手前の2作品が昼のイメージ、奥の2作品が夜のイメージ。

照明デザイナーによるライティング効果で、
作品の一つひとつが美しく際立ちました。





和鏡&書のコラボレーション作品「心月」。

「心月」とは禅の言葉で、「月のように澄んだ心」という意味。

冴えた鏡に呼応するよう、書はシャープに書き上げました。
扇面の料紙を縦に使っているのがポイントです。

背景のブラックBOXは、大阪の村上紙器工業所に製作していただきました。





同じく「宙」。

無限の宇宙をイメージした書、惑星のような3種の鏡。
ひとつのBOXに、壮大なロマンが詰まっています。





山本氏の作品「魔鏡」。

裏側が鏡になっており、光を反射させると、
壁面に神仏像が浮かび上がります。






Vol.2へ続く >>>





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