かわせみの生活 ブログ / 和の暮らし 一期一会

伝統的な和のアイテム、文房四宝、四季折々の自然。忘れかけた古きよき日本の姿を、かわせみの視点でご紹介。
和文化の中で愉しむ密かな一期一会は、かわせみの創作の原点です。

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2011.08.14 Sunday

孫逖 (そんてき) 五言律詩 「宿雲門寺閣」

いま取り組んでいる大作。
お盆休み返上で書いております。

10月に開催する奈良での展覧会に出品する作品で、9月上旬が提出期限。
書き終えたらすぐに表装をして、図録用の写真撮影を済ませて会場へ搬入。
というスケジュールです。




中国・唐代の詩人、孫逖(そんてき)の五言律詩。
タイトルは『宿雲門寺閣』(雲門寺の閣に宿る)。

浙江省紹興の南にある古刹、雲門寺に作者が赴き、
俗世を離れた寺のありさまをうたった孫逖の代表作です。

全40文字で、2×8尺サイズを2枚、
すなわち4×8尺サイズを縦半分に切り、2幅の額作品に仕上げます。

写真は漢詩後半の作品。
猫と比較すれば、だいたいの大きさがお分かりいただけると思います。

書風は、私のテーマのひとつである藤原佐理に立脚したもの。


「 立ち込めるかすみも、咲く花も、
 俗世を離れた風情をたたえて奥ゆかしい 
 何千とつらなる峰々に日の沈む夕べ、
 寺にはあかりをつけた灯籠がつるされる(中略)
 この寺での一夜の夢に、私は白雲とともに天上を遊んだのである」


そんな夢見心地の詩を、佐理の流麗な筆致を意識しながら、
自由奔放に筆を走らせ、悠々とした作品を目指します。


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