かわせみの生活 ブログ / 和の暮らし 一期一会

伝統的な和のアイテム、文房四宝、四季折々の自然。忘れかけた古きよき日本の姿を、かわせみの視点でご紹介。
和文化の中で愉しむ密かな一期一会は、かわせみの創作の原点です。

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2009.10.31 Saturday

裏千家 なよ竹の茶会 Vol.2/神戸大学 山口誓子記念館

「なよ竹の茶会」、引き続き本席編。(Vol.1はこちら
テーマは「月」と「竹」。



まずは床を拝見。

「空懸明月照乾坤」/空は明月懸け 乾坤を照らす

乾坤(けんこん)とは、「天地」の意。
宮津玉田寺 雪団和尚筆。

茶花は、イセナデシコ、フジバカマ、ススキなど。
お煎茶の道具を入れる籠を、花器としています。



茶花の対面にあるのは、烏帽子の香合。



10月なので、風炉を使って茶釜を温めます。
畳に切った「炉」を使用するのは11月から。

茶釜のデザインは、雲間から富士山が頭をのぞかせているそうな。
水指は、「蔦水指」という輪島塗のもの。

奥にしつらえた竹は、結界をあらわします。
この竹があることで、俗世から切り離され、茶室が神聖な場となります。



ご挨拶にこられた西島先生。
「なよ竹の茶会」の主催者です。

お道具・お花・お菓子の説明から、参加者一人ひとりのご紹介まで、
とても丁寧に、細やかなお気遣いで場をまとめてくださいました。

続いて、お楽しみのお菓子。



中に「かぐや姫」が隠れているという特注のお菓子。
まわりの竹は、ほんのり桃色で表現されています。



お薄茶。
泡の具合がたいへんよろし。
まったりとおいしい。

この後、お茶碗や棗(なつめ/茶入れ)、茶杓の拝見を行います。



すすきの蒔絵に、点々と光る銀色のつぶは「露」だそう。
黄金色に輝く蓋は、満月をあらわしています。輪島塗。

私がこれまで見た棗の中で、最高に美しいと思いました。
手にふれるのがもったいないほど。

お茶碗も15種類くらい登場し、
お道具を拝見するだけでも価値ありのお茶会。
普段のお稽古では使わない、スペシャルなお道具も多々あったかと思いますが、
そんな価値あるものに触れられるのが、お茶会のいいところ。

うちは表千家ですが、よばれる程度でしたら、
裏千家でも作法に困ることはありませんでした。

豊かな時間と空間、素敵なお道具たち。
山の手にある茶室はまさしく別世界で、
しばし日常を忘れ、夢うつつのひとときを過ごさせていただきました。
西島先生、招待してくれたゆみこちゃん、
心づくりのもてなしを、どうもありがとうございました。


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