かわせみの生活 ブログ / 和の暮らし 一期一会

伝統的な和のアイテム、文房四宝、四季折々の自然。忘れかけた古きよき日本の姿を、かわせみの視点でご紹介。
和文化の中で愉しむ密かな一期一会は、かわせみの創作の原点です。

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2009.05.19 Tuesday

第27回 朝日現代クラフト展/黒小箱―工芸的建築 1

もう、一昨年前の話になりますが、私が一目ぼれしたこの印箱。
とっておきの印を収めるときに、ぜひ作っていただきたいと、
心に留めていたこの印箱。



制作者は、建築家の中村博明さん。
芸術にかなり造詣の深いお方で、
篆刻と書道にも長けておられる、
かわせみの大切なおともだちです。

そんな中村さんが作られた印箱ですが、
さらに、工芸的要素を持った建築のような「黒小箱」へと発展させ、
その作品が、2009年「朝日現代クラフト展」に入選しました。

実はこの印箱、私の友人・彩香さんがご結婚されるときに、
ウェルカムボードと篆刻のセットを作らせてもらいましたが、
その際、中村さんにお願いして、特別に譲っていただいたものです。

過去のブログで、内容を詳しく紹介しております。どうぞご覧ください。
◎印箱1>>>
◎印箱2>>>

建築家ならではの感性から生まれた、
静寂と歴史を重ねた家のような佇まいの印箱。

風化を思わすザラリとした手触り、表情豊かな漆黒。
なんともいえない深さを感じる作品です。

以下、中村さんの制作コメントより。

 「建築は現実的には、工業生産部材を多用し、効率を意識せざるを得ません。
  建築は、大きい工芸品でありたいという想いで永年設計をしてきた私にとって
  この黒小箱は、小さい建築であります」

1軒の家を建てるかのごとく、じっくりと時間をかけて創造された「黒小箱」。
ぜひ、ご高覧くださいませ。

(※写真は入選作品ではありません)

●第27回 朝日現代クラフト展
 日時/5月20日(水)〜26日(火) 20時まで(最終日は18時まで)
 会場/阪急うめだ本店 7階イベントホール「ミューズ」

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コメント

しま子さん

お便りありがとうございます。

朝日現代クラフト展、行ってきましたよ!
中村さんの作品は、あの印箱からさらに手を加えられており、
内側に、「木の壁」のようなしつらえがありました。

デザイン違いで10個。
中の木質もすべて違う素材でした。

あまりにも素敵だったので、ひとつ購入しました。
6月中旬くらいに届く予定です。
また、ブログで紹介しますね。

中村さんに、「おめでとう」とお伝えしておきます。
2009/05/26 12:11 PM by kawasemi
思い出深い印箱をつくってくださった
中村さんの作品が、このように素晴らしい賞を!

本棚に飾っている印箱に、思わず報告してしまいました。

ほの暗い空間にあっても、しっとりと、
存在感をはなつ素敵な印箱なんです。
我が家に床の間があればなあ…と
印箱に申し訳なく思うほどです。

クラフト展を見に行けないのが残念です。
中村さんに「おめでとうございます」とお伝えください。
2009/05/25 10:03 AM by しま子

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