かわせみの生活 ブログ / 和の暮らし 一期一会

伝統的な和のアイテム、文房四宝、四季折々の自然。忘れかけた古きよき日本の姿を、かわせみの視点でご紹介。
和文化の中で愉しむ密かな一期一会は、かわせみの創作の原点です。

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2012.05.27 Sunday

寄席 心斎橋 若松 (落語・紙切り) 開催!/大阪市中央区

5月26日(土)、大阪・ミナミの老舗料理屋「若松」さんにて、
昨年に引き続き「寄席 心斎橋・若松」が開催され、行ってまいりました。

今回のフライヤーのタイトルはかわせみが揮毫。
いつもお世話さまです。




会場に額入りで飾っていただきました。
どうもありがとうございます。

「紙切り」で有名な林家正楽師匠をお江戸からお迎えし、
上方落語との競演を楽しむこのイベント。

会場は、私も書道講座によく使わせていただいてる「若松」さんの2階座敷。
8畳ほどのお部屋に高座をしつらえ、
プライベート感ただよう密室で古典芸能を堪能できます。

ホールなどでは通常、写真撮影はもちろん禁止ですが、
ここでは演者さんと若松さんのよしみもあり、撮影OKです。




まずは林家染吉さんの落語から。

1席目「金明竹」(きんめいちく)。
上方男の口上が見せ場です。




続いてメインゲスト、林家正楽師匠。

突拍子もないお客の注文に応じ、なんでも切り抜く正楽師匠。
体を揺らしながら軽妙に鋏を走らせ、
小気味よいおしゃべりも一緒に披露しつつ、待つこと1、2分ほど。
ため息のでるような精巧な切り絵が出来あがります。

まさしく、一発勝負の瞬間芸。

その技の裏には、切って切って切りまくる!という長年の地道な努力が。
出待ちの楽屋でも切っておられるそうです。

私もご注文させていただきましたが、
作品はまたのちほどご紹介します。




お召しものを変えて、2席目の染吉さん。
上品な薄茶の紬です。

演目は、「癪の合薬」(しゃくのあいぐすり)。




高座組替えのあと、最後にもう一度、正楽師匠の登場。
次はスライドを使い、様々な影絵を見せてくださいました。

美空ひばりさんの「悲しい酒」にのせて。
眼が真剣です。

さて、終演後は1階のお店に移り、
ゲストのお二人を交えて打ち上げを開催。

お酒を呑むとさらに陽気になる正楽師匠、
スーツに着替えて宴席に参加された律儀な染吉さん。

江戸と上方の芸の違いや、先日竣工した上方落語協会会館の裏話など、
業界に精通したお二人の話はかなり興味深く、刺激的でした。




締めは若松の大将、大ちゃんのジャンベ。
貸切のスペシャルな宴席では恒例です。

大サービスで長時間叩き続ける大ちゃん、汗びっしょり。
ステージも数え切れないくらいこなしている彼の芸も、本物です。

そんなこんなで夜も深まり、私は終電の時間を気にしつつ帰路につきました。

次回のブログで、正楽師匠の紙切り作品をご紹介しましょう。
つづく…。



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2011.11.18 Friday

吉坊ノ会/山本能楽堂

前から気になっていた「桂 吉坊」さん。

こちらが気にかけていると、縁というのは見方をしてくれるのか、
以前、心斎橋「若松」でごはんを食べているときに、
つい先日は、法善寺「路」で飲んでいるときに、
偶然お出会いしました。

一緒に写真を撮っていただいたり、無理やり名刺をお渡ししたり、
失礼きわまりないことで、申し訳ございません。

一度、ちゃんと舞台を拝見したいと思っていたところ、
「吉坊ノ会」のご案内をいただき、山本能楽堂へと行ってまいりました。


●演目

 浮かれの屑より
 まんじゅうこわい


落語は何度か聞いておりますが、
これまで見た舞台とは違うことあきらか。
やはり期待通りでうれしくなりました。

「浮かれの屑より」は、太鼓や笛など鳴り物が必須で、
メンバーが揃わないとなかなかできない、とご説明されていましたが、
脇役もさることながら、浄瑠璃、長唄、歌舞伎の場面が登場するこの高度な演目を、
達者な芸で演じ切る吉坊さんの技量が何よりもお見事でした。

吉坊さんは古典芸能に精通しており、
三味線、長唄、謡、鼓なども個人的におけいこされているとか。
あのしなやかな指の動きや声色は、その鍛錬があってこそだと納得。

「まんじゅうこわい」の饅頭を食べるシーンも妙にリアルでした。

ぼんぼんのような愛くるしいベビーフェイスとは裏腹に、
高度な芸で観客をぐいぐい魅了する吉坊さん。
そのギャップにひかれるファンは多いようで、
山本能楽堂は2階席まで人があふれていました。

私が行ったときは正面席はほぼ満員で、
舞台横の席しか空いていなかったのですが、
「落語を側面から見る」という初めての経験もさせていただきました。
能楽堂ならではですね。

吉坊さん、素敵な舞台をありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう。

ちなみに「吉坊ノ会」は、本日も行なっています(18時開場、18時30分開演)。
前売りチケットのご予約は、06−4792−7015まで。







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2010.01.28 Thursday

グループ展 芳名帳/平岡珈琲店 壁ギャラリー

そろそろ、グループ展の開期も終盤になってまいりました。(1月30日まで)
場所は、大阪・本町のオフィス街。
大正10年創業の老舗カフェ「平岡珈琲店」の壁ギャラリーです。

先日、様子を見に行ってまいりましたところ、
芳名帳の1ページ目にたいそう達筆な書き込みがありました。



「人に顔が様々とある様に 
 書にも顔があることがよくわかりました 鱸庵」

実は私のおともだち、常磐津をされている鱸庵(ろあん)さんが揮毫されました。

作品を見て感激し、思いが高ぶったのか、
「庵」の文字が炎のように燃えてます。
余白には、墨が飛び散ったあとも。

そう、鱸庵さんがおっしゃる通り、「書は人なり」。

作家の個性を見比べながら、様々な書の顔を楽しめるのは、
グループ展ならではですね。

それにしても、力強く大胆な鱸庵さんの筆使いは、なかなかのものです。

次回から、我々のグループ展に参加してください。


●場所/平岡珈琲店 壁ギャラリー http://www.hiraoka-coffee.com/
     大阪市中央区瓦町3−6−11 TEL06−6231−6020
●会期/平成22年1月30日(土)昼頃まで

有志6名によるグループ展。
かわせみは「虎」のお年賀文字を展示させていただいてます。(展示名は「川瀬碧水」)


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2009.04.08 Wednesday

fukudakenji graphic design

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先日、久しぶりにおじゃましました。こちらの事務所。



fukudakenjiワールドが随所に見られる妖艶な空間。
ガラスケースの中に、何かの標本のように鎮座する不思議な物体は、
パーティーバッグ。

そうそう、近々ブティックを開かれるご様子。
パーティーバッグは、fukudakenji氏の目利きで仕入れた商品です。

事務所もお引っ越しされるとか。
「ヤマギワ閉店セール」で、さぞかし散財されることでしょう。

この日は、私と仕事の打合せ。

グラフィック×書道。

みなさまに、良いお知らせができるといいのですけど…。

がんばります。

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2008.04.17 Thursday

fukuda kenji/柿の種

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昨日、浪速屋製菓の「元祖 柿の種」を手土産に、とある事務所へ訪問。



インテリアも小物も、ブラックがベース。
「柿の種」が、いきなりグレードアップしております。

久しぶりにお会いしたのは、グラフィックデザイナーのfukuda kenjiさん。
以前、焼鳥「七味」のインテリア書を書かせていただいたときに、
店舗のツール一式をデザインされたのが、fukuda kenjiさんです。
「七味」の書についてはこちらをご覧ください。

私がfukuda kenjiさんの事務所を後にするやいなや、
早速、ご自身のブログにてこのような紹介をしてくださいました。

写真がセンセーショナル!

いつも、素敵な写真で楽しませてくれるfukuda kenjiさんですが、
今回の写真には、正直いって衝撃が走りました。
こんな感覚、私もお手本にしたいですね。

私はfukuda kenjiさんのブログから、
最新のデザインやファッションをのぞき見させていただいてます。
簡潔にまとめ上げたコピーも、読んでいて気持ちがいい。

どんなときでも、きちんと相談にのってくださる私の心強い味方です。
そしていつでも、飲みのお供もしてくださいます。

また、お仕事ご一緒できるといいなぁ。


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2007.06.20 Wednesday

京都 ライブハウス 鈴木祥子

好きなミュージシャンは?と聞かれたら、
迷わず「鈴木祥子」と答えます。

そんなわけで、昨日ご紹介した京都・磔磔(たくたく)のライブは、祥子さんでした。



男性比率9割5分。
いつにも増して、男性ファンが多かったです。


黒のキャミソールに黒のミニスカートといういでたちの祥子さんは、
とても40代にはみえない艶っぽさ。

最近は、以前と比べて声に色気がでて、とても女っぽくなられたような気がします。


生粋の東京人ですが、2年前から京都に住んでいるそうで、
この磔磔はじめ、拾得(じゅっとく)などでも、しばしばライブをされてます。


「京都」と「鈴木祥子」。うん、いいかもしれない。

たぶん、磔磔や拾得があるのも、京都に住もうと思った理由のひとつだと、
私は勝手に解釈してます。


さて、この日のステージは、ほぼシナリオなし。

曲目は、観客からのリクエストが多かったですね。
自分の曲とはいえ、即興であれだけの演奏ができるのはさすがです。

ピアノ、ギター、ベース、ドラム、パーカッション、コーラスまで
すべてのパートを一人でこなしてしまう祥子さん。

普通の女性に見えるのに、そんなマルチな才能を秘めたところが、
クリエイターごころをくすぐります。

ジャンルは「ガールズポップ」にくくられがちですが、
そんな単純なものではありません。

根底には、ロック魂が流れていますから。。


featuringの豊田道倫さん(ギター)とのMCは、まったりとした感じ。
楽屋でしゃべってるような、普通の日常会話をされておりました。


以前は、お客のノリが悪いと、途中で演奏を中断したり…なんて、
感情むきだしの時もあったのですが、
この日は、とっても自然体でリラックスされていた祥子さん。

京都に来られて、心がはんなりされたのでしょうか。


でもいつもより大人しめ、暗かったです。

それには理由があって、実は、3週間前にお父さんが亡くなられたとか。
そしてライブの日は、奇しくも「父の日」。

かなり感傷モードに入っておられましたが、
やっぱり、祥子さんは気持ちがすぐ表にあらわれるんですよね。

長年アルバムを聴いていると、

「祥子さん、今しあわせなのね」とか、
「あ、祥子さん離婚したんだ…」ということが、
その時に作った曲を聴くだけで、手に取るように分かるんです。

そんなストレートな性格がとても可愛くて、切なくて、魅力的で。

同姓として、すごく共感できるところがあるし、
かわせみの性格に近いところもあるし。。。

こんなアーティストに出会ったのは、はじめてです。


とにかく、大好きなSwallow(スワロー/『水の冠』より)が、生ピアノで聴けただけで、
それだけで満足。

やっぱり、生音はいいですね。本物に、勝るものは無し。



今回は、かなり個人的な趣味に走ってしまいました。失礼。。。


 
ライブの後。

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