かわせみの生活 ブログ / 和の暮らし 一期一会

伝統的な和のアイテム、文房四宝、四季折々の自然。忘れかけた古きよき日本の姿を、かわせみの視点でご紹介。
和文化の中で愉しむ密かな一期一会は、かわせみの創作の原点です。

<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

2012.05.28 Monday

紙切り 林家正楽 作品

さて、昨日のつづき。「寄席 心斎橋・若松」。

今年こそは、紙切りの林家正楽師匠にオーダーさせていただこうと、
事前にお題も考えておりました。

そして、出来あがったのはこんな絵柄です。




お題/「超うつくしい猫」

想像では、猫だけの切り絵と思っていたのですが、
なんと、私をモデルにした女性像も入れてくださいました。

猫のヒゲやしぐさ、私のマツゲなど、描写が細かいうえに、
躍動感もあって、今にも動き出しそうな作品です。

いつもは楽しいトークも交えるのに、
この絵を切っておられるときはなぜか無言で、真剣な表情の正楽師匠。
目の前で固唾を飲む私も、穴が開くほど真剣に拝見させていただきました。

我が家の家宝として、額に入れて飾らせていただきます。

どうもありがとうございました。



●かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!●
  【講座一覧】 http://www.kawasemi-style.com/07school.html
  【お問合せ・予約先】 info@kawasemi-style.com


JUGEMテーマ:芸能

2012.04.23 Monday

吉坊ノ会/天満天神繁昌亭

なんかバタバタしており、ブログでのご紹介が遅くなりました。

桂 吉坊さんの「吉坊ノ会」。
1ヶ月前からチケットを購入し、待ちに待っておりました!

今回は満を持して「天満天神繁昌亭」にて。
昨年ご受賞された、「咲くやこの花賞」、「なにわ芸術祭新人賞」を祝しての、
スペシャルバージョンです。

前回の「吉坊ノ会」はこちら>>>





●演目

 鴻池の犬
 宿屋仇


満面の笑みで登場された吉坊さん。
ぼんのような愛くるしいお顔のままで、三十路に突入されました。

桂 吉朝一門に入門されて、10年あまりが経ったそうですが、
このたびのご受賞は、どちらもいわば新人賞。

「一生仕事の藝人という生業には10年やそこらは…」

そんな控えめなコメントがパンフレットにありましたが、
ひと区切りの10年で2つの大きな賞をとられるとは、さすが吉坊さん。

しかし、10年経って新人賞とは、藝の道はきびしい。
「生涯かけてやり通す」という気概がなければ続けられません。
根気の積み重ねだと、今回の高座で改めて勉強させていただきました。

高度な藝はいつにも増して小気味よく、
息つく間もなくしゃべり通しで、聞くほうも気合いが入ります。
表現力が豊かなだけに、こちらの想像力もふくらんで、
吉坊さんの落語は、いつも五感を開かせてくれます。

ゲストは、上方舞・山村流ご宗家の山村 若さん。

演目「浪花十二月」は、吉坊さんからのリクエストだそうです。
上方の四季を情緒あふれる舞で優雅に魅せてくださいました。

舞台がひけて外へでたら、桜は満開。
このシーン展開も、吉坊さんの計らいかしら。

藝の熱い余韻をほんのりと桜が包んでくれた
とっておきの一夜となりました。






●かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!●
  【講座一覧】 http://www.kawasemi-style.com/07school.html
  【お問合せ・予約先】 info@kawasemi-style.com


JUGEMテーマ:芸能

2011.04.15 Friday

旭堂南陵 博士号&出版 祝賀会

桜舞い散る頃、大阪市内の某ホテルにて、
「南陵さんの博士と出版を同時に祝う会」に参加。

久しぶりの華やかな宴でございます。




南陵さんとは、相合傘(上方文化人川柳の会)の会員でもある講談師、
四代目・旭堂南陵師匠。

川柳では、幾度か「南陵賞」をいただいているだけに、
私も末席ながら、お祝いに駆けつけさせていただきました。

南陵師匠は、「京阪における講談の歴史的検証とその周辺」というテーマで
客員教授をつとめる大阪芸術大学より、
今年2月、芸術文化学の博士号を授与されました。
寄席芸人初の博士号だとか。
同時に、『明治期大阪の演芸速記本基礎研究』を出版。

舞台以外では、私は飲んでる姿しか拝見したことありませんが、
実は、その影で猛烈に勉強されていたんですね。

もともと歴史がお好きで講談の世界に入られたそうですが、
講談師など、頭がよくて記憶力が達者でないと、
到底なれない職業だと思います。

先日の毎日新聞「ひと」欄によると、
講談本の収集には、「家一軒建つくらいかかった」とのコメントが。

芸を極めるために時間とお金をぞんぶんに費やした、
その人並み外れた芸人魂には、おみそれいたしました。

というわけで、祝賀会もそうそうたるお顔が並び、
鏡開きでは、ご覧のとおり記者会見のようなフラッシュの嵐。




相合傘関係のテーブル。
みんな、止めどなく飲んでます。

この日はお気に入りの着物に袖を通したので、
でかける前にちょこっと撮影。



季節にあわせ、桜模様の着物をセレクト。
渋い紫地で、モダンながらも古典的なかおり。
髪をクリクリに巻いたら、「大正ロマン」になりました。

とにかく、南陵師匠、おめでとうございます。



●かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!●
  【講座一覧】 http://www.kawasemi-style.com/07school.html
  【お問合せ・予約先】 info@kawasemi-style.com


JUGEMテーマ:芸能

2011.02.24 Thursday

二月大歌舞伎 片岡仁左衛門 昼夜の仇討/大阪 松竹座

そういえば、今月の松竹座は片岡仁左衛門さん。
調べてみると、千秋楽は25日。
急に思い立って、昨日、道頓堀へ行ってまいりました。




<昼の部> 彦山権現誓助剱 (ひこさんごんげんちかいのすけだち)

<夜の部> 盟三五大切 (かみかけてさんごたいせつ)


いずれも序幕から大詰まで、ひとつの演目を通して上演する「通し狂言」で、
私が拝見したのは夜の部。

夜の「盟三五大切」は、「東海道四谷怪談」の続編として、
また、「仮名手本忠臣蔵」の外伝として著された四世・鶴屋南北の作品で、
初演は文政8年(1825年)。
関西では初の上演だそう。

三幕六場という内容です。

■序  幕  第一場 佃沖新地鼻の場
        第二場 深川大和町の場
■二幕目  第一場 二軒茶屋の場
        第二場 五人切の場
■大  詰  第一場 四谷鬼横町の場
        第二場 愛染院門前の場


仇討、復讐の鬼、五人切など、恐ろしい言葉が飛び交い、
華やかな歌舞伎、というよりは、ダークなストーリーで衣装も控えめ。

しかし、派手さがないだけに、かえって仁左衛門さんの芸が光っておりました。

終盤の五人切や芸者の小万を惨殺するシーンでは、
宙を舞う刀さばきが鮮烈で、圧巻。

カラスのような真っ黒い着物、その懐中に生首をいれ、
やぶれ傘をさして雨の中をゆく…。

身の毛もよだつ場面ですが、闇に佇む仁左衛門さんは、
もう、ただ立っているだけで美しかったです。

その姿かたちが、芸そのもの。

どれだけ修行を詰めば、こんなに美しく、しなやかになれるのでしょうか。

“美しさ”と“しなやかさ”。
これは、自分の芸の目指すところでもあり、
舞台から何か吸収できないかと、3階席の遠くから、
必死で仁左衛門さんを眺めておりました。

松竹座を出たら、小雨が降っていました。
やぶれ傘もなく、雨に濡れながら舞台の余韻をひきずり、道頓堀の雑踏へ。

久しぶりに観た歌舞伎は、素晴らしい舞台でした。






●かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!●
  【講座一覧】 http://www.kawasemi-style.com/07school.html
  【お問合せ・予約先】 info@kawasemi-style.com

2011.02.17 Thursday

法善寺寄席/大阪・法善寺 庫裡

毎月第3火曜日に開かれる「法善寺寄席」。
2月は「落語特集」ということで、行ってまいりました。


大阪・ミナミ、法善寺の「庫裡(くり)」にて。

久々の落語、しかも初めて入る法善寺の「庫裡」。
水掛け不動の小脇にあります。

小脇といっても、実は店舗密集地の中に堂々たる敷地面積を確保。
塀に囲まれ、表からはあまり見えませんが、
よくまあ、こんなところにこんな建物とお庭が…。
といった感じです。


本日の出演者。
お目当ては、相合傘の会員でもおられる桂 福團治師匠。




会場は和室の続き間です。

「日本一近くで演芸が見られます!」が、
「法善寺寄席」のキャッチフレーズ。

たしかに、近い。

私は真ん中より後ろに座ってましたが、
演者の顔色が変わったり、興奮して血管が浮き出たりと、
そんなところまで目の当たりにすることができました。

演目が紹介されなかったので内容は詳しくお伝えできませんが、
初めて拝見した笑福亭竹林さんが、とても良かった。

「お酒は一滴も飲まない」と言いつつも、
よっぱらいの親子の演技はリアルそのもの。
さすが、芸歴30年。

桂福丸さんは、灘中・灘高・京大卒のインテリ噺家さんで、
その頭脳を駆使して一気にしゃべくる勢いのある演技が印象的。

ミヤ蝶美・蝶子さんの漫才で、正座の足をちょっとくずさせていただき、
(それほどリラックスして楽しく拝見できたということ!)
休憩もはさまずに、続いて4代目・桂 福團治師匠の落語へと。

演目は分かりませんが、「しじみ売りの坊や」が主人公。

盲目の母と病気で寝込んでいる姉に変わり、
雪の中、天秤棒をかつぎ、あかぎれの手でしじみ売りをする坊やと、
この少年に心打たれた船場の親方との感動のはなし。

福團治師匠お得意の人情ものです。

「落語で泣かせる」とは、まさにこれ。
もう、やられましたね。周囲からもすすり泣きの声が…。
はなしだけで泣かせるなんて、すごい。

吹雪の寒々しい情景と、坊やのあかぎれの手が目に浮かび、
目頭を熱くしながら庫裡をあとにしました。


●かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!●
  【講座一覧】 http://www.kawasemi-style.com/07school.html
  【お問合せ・予約先】 info@kawasemi-style.com


2010.11.30 Tuesday

書・木彫 「土井一成 展」 開催!

私の書道仲間で木彫作家の「土井一成」さんが個展をされます。

直筆の書を、大胆にかつ繊細に、
美しい木肌に刻みこんだ渾身の作品たちが、
伝統ある「大阪美術倶楽部」にずらりと並びます。

書や木彫の技術もさることながら、
土井さんの地元、奈良・吉野の表情豊かな木材も必見です。

※以前、かわせみが制作した表札の木材も土井さんに調達していただきました!
(カテゴリー内「かわせみの表札」をご覧ください)

私も受け付けなど、会場のお手伝いにはせ参じる予定です。
皆様、万障お繰り合わせのうえ、ぜひご高覧くださいませ。


●書と木彫 「土井一成 展」

 日時/12月2日(木)〜5日(日) 9時〜18時(最終日は17時まで)
 会場/大阪美術倶楽部 (大阪市中央区今橋2−4−5) http://www.daibi.jp/





==========================================================
★かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!http://www.kawasemi-style.com/07school.html
★かわせみスタイル お問合せ先 info@kawasemi-style.com
 

2010.05.20 Thursday

團菊祭五月大歌舞伎/大阪松竹座

行ってきました。「團菊祭五月大歌舞伎」。




東京・歌舞伎座、大阪・新歌舞伎座も、一時的ですが幕を下ろし、
街の顔が消えて寂しくなりましたが、大阪松竹座は健在。




関西では初おめみえの「團菊祭」。

もともとは、九代目・市川團十郎と五代目・尾上菊五郎の偉業を顕彰するために、
昭和11年に東京・歌舞伎座で始まった歴史ある興行。
このたびの歌舞伎座改築により、「團菊祭」は江戸から上方へ、
初めてやってきたというわけです。

昼夜ともに、團菊ゆかりの演目が上演されますが、
私は昼の部を飛び込みで観覧しました。

松竹座のHPによると、前日までは3等席も空席があり、
油断して開演間際に行ったところ、時すでに遅し。
3等席は完売でした。
というわけで、初めての「幕見席」をゲット。

松竹座の「幕見席」は3階席の一番後ろになりますが、
花道が見えにくいだけで、舞台は充分に見渡せます。

しかもこの辺りは、「大向う」(おおむこう)の掛け声が飛び交う臨場感あふれる空間。
私は歌舞伎通ではありませんが、通の方々にまじって観覧できるのが楽しい。

さて、本題の演目。


【昼の部】

一、 「摂州合邦辻」(せっしゅうがっぽうがつじ) 合邦庵室の場
二、 歌舞伎十八番の内 「勧進帳」(かんじんちょう)
三、 天衣紛上野初花 「河内山」(こうちやま)


お目当ては、もちろん「勧進帳」。
歌舞伎の王道だけに、一度は観てみたかった演目。
能、狂言を素材にした舞台で、勧進帳の「読み上げ」や、
團十郎さんと菊五郎さんの「山伏問答」が見せ場となります。

人形浄瑠璃に由来する「摂州合邦辻」も興味深いストーリーで、
玉手御前の尾上菊之助さん(女形)が美しかった。

「河内山」は黙阿弥が描いた世話物。

3幕とも毛色の違う演目がラインナップされ、
今日もまた、勉強させていただきました。

7月も、大阪松竹座は歌舞伎一色です。
次回も3等席、もしくは幕見席を狙います。

==========================================================
★かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!http://www.kawasemi-style.com/07school.html
★かわせみスタイル お問合せ先 info@kawasemi-style.com

2010.03.24 Wednesday

三月花形歌舞伎/京都・南座

行ってきました。京都・南座「三月花形歌舞伎」。

3連休中だったので、けっこうお席が埋まっており、
私が座った3等席は満員御礼。




「花形歌舞伎」とは、若手の花形俳優が大役に挑む、
フレッシュかつ見ごたえのある舞台です。
南座での公演は、平成に入ってから今年で11回目だそう。

私は昼の部を観覧しましたが、
いちばんのお目当ては「曽根崎心中」。
一度は歌舞伎の舞台で見てみたいと思っていた、
近松門左衛門の不朽の名作です。

大坂・曽根崎の森で心中する、徳兵衛とお初の悲恋の物語。

徳兵衛役は51歳の中村翫雀さん、お初役は19歳の中村壱太郎さん。
父と息子が恋人同士を演じるという、興味深い舞台です。

事前にちょっとお勉強したところによると、
もともと翫雀さん演じる徳兵衛のお相手(お初)は父の坂田藤十郎さん、
さらにもう1世代さかのぼると、
藤十郎さんのお相手は、翫雀さんの祖父にあたる2世・中村鴈治郎さん演じる徳兵衛。
親子で代々、恋人を演じ続けているわけですね。

目をひいたのが、はじめて大役に挑戦した壱太郎さんの演技。
恋する女の微妙な心の機微を、
19歳とは思えないほどの豊かな表現力で演じきり、
初々しさの中にも、さすがサラブレッドを思わせる堂々ぶりを
たっぷりと見せてくださいました。

市川亀治郎さんは、昼の部の「双蝶々曲輪日記」(ふたつちょうちょうくるわにっき)で二役、
私は見てませんが、夜の部の「加賀見山再岩藤」(かがみやまごにちのいわふじ)では、
七役早替わりと宙乗りで登場するそうです。

ブログを書いているまさしく今、
NHK-BSハイビジョンで亀治郎さんの特集が、1時間半も放映されてますが、
我が家はハイビジョンが映らないため、残念ながら見れません。
亀治郎さんって、注目株なのでしょうか。

中村獅童さんと尾上松也さんの連獅子は息がぴったり。
獅童さんの歌舞伎姿、はじめて拝見しましたが、
キリリとしてかなり格好よかったです。


●三月花形歌舞伎 

【昼の部】

一、双蝶々曲輪日記 −角力場−
二、曽根崎心中
三、連獅子


【夜の部】

加賀見山再岩藤 −骨寄せの岩藤−


3月27日まで、京都・南座にて公演中。

==========================================================
★かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!http://www.kawasemi-style.com/07school.html
★かわせみスタイル お問合せ先 info@kawasemi-style.com

2009.12.17 Thursday

平成21年 吉例 顔見世興行 Vol.2/京都・南座

10月名古屋、11月東京と続き、
1年の舞台を締めくくる12月京都・南座での「顔見世興行」は、
いっそう艶やかで豪華絢爛。

南座ファサードの「まねき」は、京の師走の風物詩として有名なのはもちろん、
五花街(祇園甲部・宮川町・上七軒・先斗町・祇園東)の芸妓さん、舞妓さんが
桟敷席にずらりと並ぶ「総見」も、南座ならではです。




ご贔屓から役者さんへ贈られる「竹馬」。
ロビーにずらり。
芸舞妓さんやお茶屋さんの名前も多く見られ、
これも南座だけの名物です。

劇場内をしばしうろうろしているうちに、夜の部の開演。
イヤホンガイドに助けられてストーリーはなんとなく理解できましたが、
物語云々よりもとにかく、古典衣装の美しさ、
四季や時代背景をちりばめた舞台セットの豪華さ、
そして何よりも、役者さんの湧き出る魅力を堪能できたことが、
歌舞伎初心者の私には一番の醍醐味。

夜の部 第三幕の「助六曲輪初花桜」で登場した
助六(片岡仁左衛門さん)の美しいことといったら。
「吉原」が舞台の江戸歌舞伎ならではの気風のいい演技、
いなせな助六が花道で見得を切る姿にはしびれました。

「追い出し」と呼ばれる最後の第四幕「石橋」では、雪を頂いた石橋を背に、
二人の獅子(中村翫雀さん・片岡愛之助さん)が狂わんばかりに戯れ、
尋常じゃないほどの桜吹雪が舞う中、
歌舞伎ならではの激しい「毛振り」を見せて終演。
この「毛振り」は「獅子の狂い」と呼ぶらしく、
獅子の舞踊に欠かせない見せ場。
毛は首で振らずに腰で振るそうです。

さて、翌日は昼の部を拝見。
後半の第三幕「お祭り」(片岡仁左衛門さん他)から盛り上がりを見せ、
終演の第四幕「封印切」へと。

上方歌舞伎の真骨頂「封印切」は、
今年、文化勲章を受章した坂田藤十郎さんが演じる忠兵衛と、
八右衛門(片岡仁左衛門さん)との掛け合いが見どころ。
しゃべくり漫才を彷彿とさせるコミカルなやりとりが、
いかにも上方らしい。

そして、花道を去るそぞろ歩きの忠兵衛を見送るおえん(坂東玉三郎さん)。
女よりも女らしい玉三郎の「しな」と独特の声色、内から滲みでる妖艶さは、
まるで一幅の浮世絵を見ているようでした。

昼・夜の部を堪能し、今年の「顔見世興行」の演目はすべて制覇。
日常ではあり得ない美しさと激しさを肌で感じ、
浮世離れしたひとときを過ごしました。


<昼の部>
第一 佐々木高綱(ささきたかつな)
第二 一条大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
第三 お祭り(おまつり)
第四 封印切(ふういんきり)

<夜の部>
第一 天満宮菜種御供(てんまんぐうなたねのごぐう)
第二 土蜘(つちぐも)
第三 助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)
第四 石橋(しゃっきょう)

※内容はこちらからご覧ください。


<番外編>



京都・先斗町「開陽亭」のお弁当。
待合室でこっそりといただきました。


==========================================================
★かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!http://www.kawasemi-style.com/07school.html
★かわせみスタイル お問合せ先 info@kawasemi-style.com

2009.10.02 Friday

お囃子ジャズ/内海英華トリオ vs 宗清洋 社中

先日の内海英華師匠独演会の興奮も覚めやらぬまま、
この日のライブを迎えました。



「内海英華トリオ vs 宗清洋(むねきよひろし)社中」によるお囃子ジャズ。
(不覚にもデジカメを忘れたため携帯画像にて失礼します)

場所は尼崎市の「Live Spot Arrow」。
この日、生まれてはじめて「武庫之荘」駅を降りたちました。

写真では分かりづらいですが、
ドラムの横に高座をしつらえるという、
なんともユニークなセッティング。
先日の文楽劇場でも同じような舞台がありましたが、
こちらはライブハウスゆえ、ステージ上も濃密で、
この不思議なコラボレーションを身近に感じることができました。


三味線/内海英華
太鼓/桂枝女太
笛/笑福亭喬若

トロンボーン/宗清洋
ピアノ/石田ヒロキ
ベース/松村泰治
ドラム/澤雅一


桂枝女太さんと笑福亭喬若さんの落語も1席ずつ拝聴。
喬若さんの悦に入った高座、圧巻でした。

英華おねえさんのいでたちは、
光沢のある若草色に菊柄のお着物で、さわやかな秋を振りまいておられました。

さて、ライブハウスならではのお楽しみは、公演後の演者との交流。

そう、英華おねえさんにぐっと近づきましたよ。
もちろん握手も。

完全ミーハーでしたが、いいんです。
お相手が英華おねえさんだから。

また次回、お会いできる日を夢みて。

素敵なステージ、どうもありがとうございました。

==========================================================
★かわせみの学校 書道・てん刻講座 開催中!http://www.kawasemi-style.com/07school.html
★かわせみスタイル お問合せ先 info@kawasemi-style.com

▲top