2008.11.20 Thursday
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先週末、久々に着物でおでかけしました。
はじめて袖を通した一越縮緬(ひとこしちりめん)。
菊やら萩やらもみじやら、秋モード満開の意匠。
ちなみに一越縮緬とは、しぼ(表面のでこぼこ)が細かく、
着崩れしにくい初心者にはうってつけの着物地です。
さて、でかけた先は。
狂言「リア王」の舞台。大阪能楽会館にて。
素朴な筆文字ですね。
リア王!そう、シェイクスピア原作のあのリア王。
それを狂言で演じるという、なんとも異色の舞台です。
昨年6月には、「ハムレット」を同じ会場で拝見しましたが、
リア王はその第2弾。
大蔵流狂言方・善竹家とソプラノの土田聡子さん、
さらに太鼓とアフリカの打楽器・ジャンべが加わった、
洋の東西を問わない斬新な舞台。
未開の地に挑む善竹家の意気込みを感じます。
善竹家の若手ホープ、善竹忠亮さんのHPはこちら
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いつも素晴らしい歌声で観衆を魅了する土田聡子さんは紅一点。
女性で能舞台に立てる方など、そうそうおられません。
残忍な悲劇のストーリーなのに、
くすりと笑える場面があるのは狂言ならでは。
中入りなしで約2時間。
舞台はあっという間に終了しました。
東京を皮切りに、大阪・京都・名古屋へ巡回するリア王。
あとはもう、明日の名古屋公演を残すのみとなりましたが、
ご興味のある方はチェックしてみてください。(スケジュールはこちら
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あと、余談ですが、この日の帯留め。
うさちゃん。
水牛の角でできております。
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2008.11.17 Monday
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先日
ご紹介した大阪・難波にある「精華小学校」。
築80年の古い教室を利用して、「かわせみの学校 書道講座」を開催します。
「名前を美しく書く 年賀状編」。
●日時/11月29日(土)または12月13日(土) いずれも13時15分〜
※11月29日は取材のため、京阪神エルマガジン社さんが来られます。
●料金/3500円(道具使用料含む、和紙はがき代別途)
●場所/精華小学校 3階学習ルーム(大阪市中央区難波3-2-6/TEL06-6636-1057)
※地図はこちら
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※ご予約・問い合わせはこちら
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名前と年賀状用の文字(賀正・迎春・寿など)を小筆を使って練習する講座です。
美しく書くためのちょっとしたコツをつかんで、
年賀状に手書きの温かさを取り入れてみませんか。
たとえパソコンで作った年賀状でも、
手書きの名前や年賀の一文字を添えるだけで、
心が伝わる世界に一枚だけの年賀状となります。
☆講座の後半では、手漉きの和紙はがき(画仙紙)を使って、
実際に年賀状を書いてみます。
落かん印(名前のはんこ)や年賀用のはんこをお持ちの方はご持参ください。
(無い方には貸出します)
☆11月29日(土)は、京阪神エルマガジン社さんが取材に来られます。
(南海沿線情報誌「P+natts(ピーナッツ)」掲載/12月20日発行)
編集スタッフさんも皆様とご一緒に書道を体験される予定です。
撮影等、ご協力いただければ幸いです。
☆12月14日(日)、堺教室(
cafeらるご)でも
同じ内容の書道講座を行う予定です(15時〜)。
☆お一人ずつお名前の手本を制作しますので、
ご予約はできるだけ早めにお願いします(2日前の17時締め切り)。
☆ご予約・問い合わせはこちらまで
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2008.11.15 Saturday
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不定期で開催してます「かわせみの茶道」。
第2回目は、9時スタートの朝稽古です。(第1回の模様は
こちら)
薄茶点前のしつらえ。
今回も「電気風炉」を使用。
釜の右横に水差し、その前に茶入れと茶杓(ちゃしゃく)、茶筅(ちゃせん)を置きます。
茶碗の中にある白いものは茶巾(ちゃきん)。
親指と人差し指で茶巾をつまみ、
茶碗の中に「ゆ」の字を書いてふき終わったところ。
柄杓(ひしゃく)は正座している膝の中心をめがけて斜めに設置。
写真にはうつっておりませんが、
柄杓の手前に、建水(けんすい)という茶碗をすすいだ水を捨てる器を置いてます。
月に数えるほどのお稽古では、
最も初歩の薄茶点前でさえ、なかなかマスターできません。
「間隔が空いたらまた一から覚え直し」。
これは書道や着付けにも当てはまります。
日本の文化を学ぶには、日々の練習と慣れが大切ということですね。
「1年はお薄をやり続けなさい」と母に言われ、
この日も薄茶点前を2回繰り返しました。
茶碗と茶入れをセッティングし直して、
もう一度最初からお点前を復習。
さて、ここらでちょっと、お道具について。
茶碗は萩焼、茶入れは朱塗り。
この茶碗、一見シンプルですが、高台に萩焼特有の「ひび」が入ってます。
白味を帯びた「ひび」は、
上用饅頭(じょうよまんじゅう)をぱっくりと割ったようで、
いつも見るたびに、「おいしそうー」と思ってしまいます。
なんとも優しい淡い色味の萩焼は、湯を注ぐと器の内側が、
恥ずかしがっている頬のように、ぽっとピンク色を呈します。
萩焼って、女性の肌みたいですね。
茶入れは、朱色の蓋と、黒色の身の分量が等しい中継ぎ(なかつぎ)型と呼ばれるもの。
主に木地もの(漆器)に多く見られるデザインだそうです。
高さが約6センチと低く、
手のひらに収まるサイズの漆の茶入れは、
とてつもなくかわいい。
お菓子は「井筒の生八橋」。
ニッキとお抹茶は、よくお似合い。
前回はお菓子なしでしたが、今回はお茶請けとともに、
まったりとしたお抹茶を堪能しました。
この日の茶花。
小海老草とトクサ(背の高いやつ)。
ちっちゃな赤い実は、名前不明…。
小海老草は、ほんとに海老のような色形。
こちらもおいしそう(笑)。
毎年、うちの庭にわんさかと咲いてくれます。
ちなみに花器は、かわせみ兄の結婚式の引き出物。
スリムな備前焼です。
作法をひとつひとつ確認しながらの薄茶点前は、
1回で約30分ほどかかります。
それを2回行い、約1時間でお稽古は終了。
さあ次回まで、どれくらいお点前を覚えてるかしら。。。
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2008.11.13 Thursday
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先日、書かせていただいた
山本邸の表札。
こんなふうに設置していただきました!
山本さんが携帯で撮られた写真を拝借。
「野ざらしにするのがもったいなくて(笑)、
しばらくお部屋に飾ってました!」と山本さん。
でも実は、石の門柱に設置するのが難しかったらしく、
どうやって取り付けようかと、試行錯誤をされていたようです。
苦労して付けていただいて、どうもありがとうございます。
雨風に打たれても、そのシミやキズが味わいになるといいですね。
住まいとともに年輪を重ねる木の表札。
山本邸の顔として、どうか末永く、可愛がってあげてください。
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2008.11.12 Wednesday
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大阪・ミナミのど真ん中に、静かに佇む精華小学校。
皆さま、ご存知でしょうか。
なんば高島屋の向かい、戎橋商店街に面した正門。
正門といっても、間口は2メートルほど。
築80年を数える精華小学校は、レトロモダンな建築が見事。
今は廃校となってしまったこの小学校を利用して、
近日、「かわせみの学校 書道講座」を開催いたします。
黒光りする階段を上がると。
教室があります。
書道講座は現在、準備進行中です。
詳細が決まりしだい、ブログにてご紹介いたします。
●かわせみの学校へのお問い合わせはこちらまで
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2008.11.09 Sunday
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この土日は書道合宿のため、紅葉深まる「
信貴山(しぎさん)」へ。
合宿会場となる「玉蔵院(ぎょくぞういん)」への参道。
参道の手前の駐車場へ愛車をとめ、
そこから荷物をひきずって、石の階段をトボトボと歩きます。
幸いにも雨があがり、色づく木々をぱちり。
しかし、けっこう寒い…。
巨大なトラの張り子の向こうに、「
朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」が見えます。
トラは信貴山のシンボル。
寅年とタイガースファンのお方は、ぜひおまいりを。
おけいこ場の窓からは、雨露をはらんだ鮮やかな紅葉を一望。
この週末、ぐっと冷え込みましたから、一気に色づいたようです。
紅葉の時期の信貴山合宿は、ちょっぴり観光気分。
こちら、かわせみの新作。
日本書芸院展に出品する作品。
サイズは2×8尺(57×227センチ)。
今回も調和体(漢字・ひらがな混じりの詩文)で頑張ります。
もちろん、自作の詩。
もう少し練習してから、また後日にアップでお披露目します。
今回のおやつ。
うに揚げせん、南瓜かきもち、胡麻チップスなど、和風スナックがいっぱい。
お当番の方が適当に見繕って、いろんなお菓子を持ってきてくださいます。
「玉蔵院」は、3度のごはんもおいしい。
食べては書く、食べては書くの繰り返し。
だって、書道は体力勝負ですもの。
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2008.11.06 Thursday
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先日、「かわせみの学校 篆刻講座」にお越しいただいている生徒さんより、
こんな雑誌を沢山いただきました。
季刊「銀花」(発行/文化出版局)。
古き良き日本文化に焦点をあてた雑誌で、写真の美しさはもとより、
充実した記事で読みものとしても楽しめる興味深い内容。
この号は漆(うるし)の特集で、なんと1986年の出版。
20年以上前の雑誌です。
「銀花」は、いつも「cafeらるご」の講座に参加してくださるHさんが、
長年愛読されていた雑誌。
ですが、Hさんは年内にお引っ越しが決まっており、
多数ストックしていた「銀花」をこのたび整理されることになりました。
そこで、私にお譲りいただけるという嬉しいメールをいただき、
快くお引き受けした次第です。
この本なら「かわせみが好きそう」と、察知されたのですね。
どうもありがとうございます。
先日の日曜日、キャリーをひきずって「cafeらるご」へやってこられたHさん。
その中には20冊の「銀花」が入っておりました。
重いのに、恐縮です。。。
どれもほんとに綺麗にお使いで、古い雑誌とは到底思えません。
私は漆特集のほかに、白磁、木工藝、番茶陶、焼きもの、横浜中華街特集など、
10冊ほどピックアップさせていただきましたが、
Hさんのおうちにはまだ30冊ほど残っているとのこと。
残りの「銀花」はひとまず「cafeらるご」さんに預かっていただき、
お店に来られたお客様にも、お譲りしようという話になりました。
山口さんが店主をされる日曜日は、
「cafeらるご」の店頭に「銀花」が置かれていると思います。
ご興味のある方は、お手にとってご覧ください。
そして、大切に読んでいただけるなら、どうぞお持ち帰りくださいませ。
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2008.11.04 Tuesday
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秋深まる霜月。いよいよ始まりました!「かわせみの茶道」。
今月より不定期で開催してまいります。
といっても、私が教えるわけではありません。
先生はかわせみ母、私は生徒でございます。
「嫁入り前から表千家を習っていた」という母は、かれこれ50年のキャリア。
ほぉ〜、おみそれしました。先生。
子供の頃、ちょくちょく母にお点前を習っていたものの、
私は茶道の世界ではなく、物心ついたときからすでに書の道へと邁進していました。
茶道が嫌いだったわけではないのですが、
作法を覚えるのがしんきくさかったのと、
あと、「家でいつでもお稽古ができる」という甘えがあったのでしょうね。
茶道と真剣に向き合うことはありませんでした。
そんな私ですが、母はお稽古を強要せず、
おかげで私は茶道を嫌いになることもなく、
生活の中にお道具があり、庭には茶花が咲いており、
「なぜだか家には茶空間がある」という暮らしを、
当たり前に受け入れてきました。
そして大人になるにつれ、簡素の美学を持った侘び茶の精神、
さらには作法・道具・花・庭・建築と、日本の美意識を結集した総合芸術としての茶道が、
実はとても素敵な芸術ではあるまいかと、思うようになってきました。
それに、せっかくお道具がそろっているわけですから、
「これはお稽古しない手はない!」と、このたび一念発起した次第です。
と、前置きが長くなりましたが、お稽古風景を紹介してまいります。
床の間にしつらえた花は、「小菊」と「藤袴(ふじばかま)」。
もちろん、庭で摘んできたもの。
身近にある自然素材を使うのが、茶の湯の基本です。
流もスタンバイOK。
まずは水屋にて、茶巾(ちゃきん)の絞り方およびたたみ方をレクチャー。
水屋はお道具を置く場所で、ここでお点前に必要な準備を行います。
茶室の裏方となる場所ですね。
小さな台所みたいで、私は昔から水屋空間が大好きでした。
季節柄、もみじの茶碗をセレクト。
中に茶巾、その上に茶筅(ちゃせん)、茶杓(ちゃしゃく)をセット。
右横にあるのは黒漆の茶入れです。
11月は、畳を切った「炉(ろ)」を使うのが本来ですが、
炭をおこすのに時間がかかるため、お手軽な「電気風炉」を使用。
しかしこの「電気風炉」、なかなかあなどれないヤツでございます。
中に炭と五徳(ごとく)を模した陶器をしつらえており、
その間に電熱線をはわせるという、
なんとも心憎い演出(ちょっとわざとらしい)がされております。
よく言えば、茶道具も時代とともに進化しているわけですが、
でもこのわざとらしいデザインを真剣に作っているのかと思うと、
茶道界もけっこうユーモアセンスにあふれていると、
妙な親近感を覚えました。
さて、まずは薄茶のお点前(てまえ)を練習。
母が私の横にはりついて、レクチャーしてくれます。
お点前をひと通りこなすのは、ものすごく久しぶりだったのですが、
ずいぶん前に習った袱紗(ふくさ)さばきも茶筅の回し方も、体が覚えておりました。
約30分ほどかけて薄茶点前を練習した後、続いて母のお点前を見学。
人のお点前も見るのも、よい勉強になります。
柄杓(ひしゃく)で茶碗にお湯を入れて。
茶筅でお抹茶をしゃぶしゃぶと泡立てます。
最後に茶筅で「の」の字を書いて、できあがり。
一服どうぞ。
客が頂戴する茶碗は、畳のへりより下げて置きます。
この日は朝ごはんの直後でお腹がふくれていたため、お菓子はなし。
お抹茶の量もかなりアバウト。
そして、途中で流の頭をなでるのもOK。
そんなフレキシブルな感じで、今後も進めてまいります。
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2008.11.02 Sunday
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本日、「かわせみの学校 篆刻講座」を開催しました。
会場は堺教室「
cafeらるご」です。
昼下がり、やわらかな陽光が差し込む古民家にて。
今日は初参加の方が3名いらっしゃいました。
楕円形の石を使って彫られています。
幾何学的なモチーフですね。
どんな作品でしょうか。仕上がりが楽しみです。
生徒さんの作品集は、もう3冊目になりました。
この小さな冊子の中に、数々の名作が収蔵されています。
かわせみの学校の宝ですね。
本日の作品たち。
右上から時計回りに「あ」「牛の絵」「い」「松(トンパ文字)」「うし年」「天」です。
さきほどの幾何学的なモチーフは、「牛の絵」でした。
日本画をたしなんでおられる方の作品で、
その場でササッと書き上げられたオリジナルの絵柄です。
「天」は、壺の中に篆書体を彫られております。
中国の故事成語「壺中有天(こちゅうてんあり)」をイメージした作品です。
単に文字を彫るだけでなく、文字と絵を組み合わせて故事成語を表現するなんて、
かなり高度なテクニックです。
今日も盛況のうちに講座が終わり、引き続いてお楽しみのデザートタイム。
みつ豆、かきもち、緑茶のセット。
みつ豆は、ういろう・柿・むらさき花豆という内容。
ういろうは葡萄のシロップを使ったもので、cafeらるごの店主・山口さんの手作り。
上品な葡萄の香りが立ちこめるういろうは、生徒さんから歓声があがるほど美味。
「百花蜂蜜」という、花の香りを思わせる蜂蜜とコアントローで作ったシロップもレベル高し。
見た目は素朴ですが、
芳醇な秋の味覚を繊細&エレガントに仕上げた素敵なみつ豆でした。
さてこの後、生徒さんから嬉しいサプライズが!
「堺名産」の差し入れ。
持ってきてくださったのは、壺の中に「天」を彫られた古田さん。
レトロなパッケージを開ければ!
本家小嶋の「芥子(けし)餅」(左半分)と「ニッキ餅」(右半分)。
ふたを開けるなり、香ばしい芥子の実のかおりが漂います。
堺といえば芥子餅。
本家小嶋は室町時代(天文元年)の創業で、
かの茶人・千利休も好んだという由緒あるお菓子です。
我が家でも昔から、この芥子餅は茶道のお稽古によく登場しておりました。
しっとりとしたこし餡の外側に、
小さな小さな芥子の実がびっしりとが張り付いており、
プチプチとした食感がたまりません。
ニッキ餅は初めて食べましたが、なんだか昔懐かしい素朴な味で、
お口にほおばると、幸せな気分に。
実は、先月のcafeらるごさんでの篆刻講座で、
「小嶋は本家と分家があるが、断然、本家の方がおいしい!」といった話題で、
みなさんと盛り上がっておりました。
そこで古田さんが、その美味しさを証明するために、
「本家小嶋の芥子餅」を買ってきてくださったのです。
古田さん、わざわざありがとうございます。
ほんとに美味しかったです。
4つ残った遠慮のかたまりは、私が家に持ち帰り、両親がたいらげておりました。
さて、年内の篆刻講座は以下の通りです。
☆なんば千日前教室(
ギャラリー編&かのこ)
11月22(土)、12月20日(土) いずれも14時〜
☆堺教室(
cafeらるご)
12月7日(日)15時〜
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※来年のスケジュールは近々ご案内いたします。
【かわせみスタイル 〜和の暮らし 一期一会〜】
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2008.10.31 Friday
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今日は、オーダー篆刻のご紹介。
かわせみに依頼されたのは、大阪・堺市にお住まいの加奈子さん。
石は加奈子さんからの持ち込みで、中国のお土産でいただいたものだとか。
ずっと引き出しの中に眠っていた石を、「誰かに彫ってもらいたい」と思われていたそうで、
このたび、かわせみの元に加奈子さんの石がやってきました。
ご要望は「“加”の一文字印」で、書体やテイストはおまかせ。
加奈子さんは水彩画をなさっているそうで、作品にも押されることを想定し、
ふんわりとした水彩の邪魔にならないよう、まずは朱文(凸字)をベースにデザインすることに。
書体は、スタンダードな篆書体にするか、
もしくは繊細な感じの行書体にするか、
いろいろ図案を描いて悩んだあげく、篆書体に決定。
ほぼ彫り上げたところ。
お預かりした石のサイズは5分(ごぶ/15ミリ角)で、一文字印にしては少々大きめ。
なので、画数の多い篆書体にしたというわけです。
篆書体によくある文字が四角い雰囲気ではなく、女性らしいやわらかな線を心がけました。
枠の一部分を抜いて、風通しをよくすると、作品全体に明るさが生まれます。
石がけっこう乾燥しており、表面がポロポロはがれる…というハプニングもありましたが、
仕上がりへの影響はほとんどなく、印稿通りに完成!
手漉きの和紙名刺に押して、私のサイン「碧水刻」を控えめに揮毫。
新しい印箱と印泥をご用意して、セットにしてお渡ししました。
水彩画の作品はもちろん、今の時期なら年賀状にも使っていただけますね。
日々活用されて、一生手元に置いていただければ、これほど嬉しいことはありません。
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